2013年1月9日水曜日

gpg による暗号化

WordやExcelでは、機密性を上げるために、パスワードによる暗号化をよく使います。WordやExcel以外にファイルの暗号化のためには、gpg(GunPG)を使うことがあります。秘密鍵と公開鍵のペアを作成して鍵による暗号化することもありますが、単にパスワードで暗号化する場合には、-c オプションを使用します。


例1) gpg -c sample.txt


(上記を入力するとパスワードを聞いてきます。sample.txt.gpg という暗号化ファイルが生成されます。暗号化されたファイルを復号するには、 gpg sample.txt.gpg と入力します。)






尚、暗号化したファイルをテキストファイルとしたい場合には、-a オプションを使用します。


例2) gpg -ac sample.txt


(上記を入力するとパスワードを聞いてきます。sample.txt.asc という暗号化ファイルが生成されます。暗号化されたファイルを復号するには、 gpg sample.txt.asc と入力します。)



(2014.6.9)
PGP 2.x との互換性を保つためには以下のよう  --pgp2 というオプションを使用します。MS-DOSのパソコンでは、PGP2.3Aというバージョンを使用していますが、暗号化したファイルが、MS-DOSパソコン上で復号できるようになります。

例3)     pgp -ac --pgp2 sample.txt

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