2018年1月2日火曜日

しなくてはならないこと しなくてもよいこと


自分には、「しなくてはならないこと」はできない という一方で、「しなくてもいいこと」はやってしまうという変な性質があることに、気づいていました。

最近になってその理由がわかったような気がします。それは精神的な報酬との関係です。

「しなくてはならない」ことは、「やって当然である」という扱いなので、たとえ実行しても、誰も褒めてくれません。(プラスマイナスで評価すると やらないとマイナスですし、やったとしてもゼロです。)また、達成しても自分自身の脳内でも快感という報酬を味わうことができません。

またやらなくてはならないというプレッシャーにさらされながら、仕事をやることになり、ストレスを感じてしまいます。

一方で、「しなくてもいいこと」をすると、そもそもしなくてもよいことを敢えてやるわけなので、プラスの感情が沸いてきます。やればやった分だけの精神的な報酬を得ることができます。

また、しなくてもよいわけですからプレッシャーがかかりません。ストレスフリーの状況で行なうことができます。


まとめると、「しなくてはならないこと」はマイナスにならないようにという恐怖心からいやいや行動するのに対して、やらなくてもよいことは、やったことによるプラスの満足感を得たく自発的に行動することになります。

北風と太陽の話に似ています。

というわけで、私は職場では、やらなくてはならないことができず、一方で、やらなくてもよい余計なことばかりをやってしまい、上司などに叱られるという日常生活を送っているわけです。

社長や上司からは、「状況判断ができない」「仕事の優先順位がわかっていない。」と思われています。つまり優先順位の低いプレッシャーのかからない仕事ばかりを選択してやっているからです。

精神障害者であるということもあり、こだわりが強くて状況判断が苦手である。たまたま状況判断ができたとしても、精神的な弱さから、重要度の高いプレッシャーのかかる仕事にとりかかることを躊躇してしまう。というようなことです。

「優先順位がわかっていない。お前の人生と同じだ。」と言われたこともあります。どうやら、私にそう言った人は、人の行動がフラクタル的であることをあたかも知っているかのようです。


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