2017年12月24日日曜日

「あるがまま」になると仏智が沸いてくる

これは、以前に環境NGO の活動をしていた時に知り合った年配の女性から教わった言葉です。

彼女は、先生と呼ばれていて国際交流の活動も行っており、いろんな外国の人を自分の家に招待して、すき焼き料理をご馳走しながら話し合いの機会を持ったりしておられました。

仏智というのは、仏の知恵というような意味で、よいアイデアということだと思います。

「あるがまま」になると仏智が沸いてくる  という文言の前に「欲を捨てて」という言葉があったかもしれませんがよく覚えていません。


「欲を捨て、あるがままの状態になると、仏の知恵が沸いてくる。」

というのは今の私にとっては貴重な考え方のひとつとなっています。教えてくださった女性に感謝しなくてはいけないと思います。

また その女性は、「あるがまま と ありのまま は違うのだ。ありのままではいけない。あるがままであることが重要」とも言っていたのです。 実は今になっても、その意味が、私には全然わからないままです。



「あるがまま」になると仏智が沸いてくる という法則があるとして、その法則を、部屋の片付けに適用してみようと考えました。


「部屋が非常に散らかっており、片付けることができない。」というのが、私の悩みのひとつです。「部屋を片付けなくてはいけない。片付けてきれいな部屋にしたい」という欲求をいったん捨て、あるがままの状態になるとします。

そうして、部屋を片付けることのできない自分をあるがままの状態で受け入れます。プライドを捨て「自分はそもそも部屋を片付けることすらできない情けない人物である。」ことを自分で認めます。

また、散らかっている部屋をそのまま、あるがままの状態で「これでよし。」と考えます。

つまり「散らかっている部屋はそのままでよい。この部屋は、自分にぴったりだ。」というふうに考えます。  すると苦しみや悩みがなくなり心が澄んですっきりとした状態、落ち着いた状態になります。

心が澄んだ状態で、もう一度その部屋を見回して意見ると、今まで気がつかなかった些細なことに気づくことになったりします。

その気づきが非常に大切です。部屋を片付けるためのヒントになったり、部屋の片付けに直接は関係なくても、自分が幸せになるための行動に結びついたりします。

 そもそも部屋を片付けたいという欲求は、「もともとあまり幸せでない自分が、きれいな部屋で過ごすことにより少しでも幸せになりたい。」という意味ともとれます。

もし、何らかの方法により幸せになれるのであれば、部屋が散らかっているかどうかは、どうでもいいことに思えてくると思います。

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