2019年1月2日水曜日

トンスル EM技術が 地球を 救う (ただし愛が必要)

トンスル というのは、昔、朝鮮の人達が、人糞にマッコリなどの酒をまぜて、発酵させ、酒にする技術です。もともとは、中国の漢方薬のひとつらしいです。

また、EM というのは、琉球大学の ひが教授という人が、提唱した技術で、Effective MicroOrganisms (有用微生物群)の略です。

生ごみや動物の糞尿に、複数の微生物(乳酸菌、酵母など)をまぜて、発酵させ、どろどろの状態にします。そこから、堆肥や、EM抽出液を作るものです。これによって、生ごみを資源化できます。環境問題のNGOにかかわっていたころに、教わった技術です。


ただし、ちゃんと、EM菌が、均等に混じるように頻繁に混ぜなおしたり、小バエが寄ってきて卵を産み付けたりしないように、 ようく見張っている必要があります。そうしないと、発酵ではなくて腐敗になって、あおカビが発生して胞子を飛ばして悪臭がひどくなり、うじ虫が大量に発生して、ものすごいことになります。つまり、うんちに対する愛情のようなものがないと、うまくいかないです。


私は、生ごみ、食べ残し、残飯、エビのしっぽ、卵のから、魚の骨、自分のうんち、おしっこ、たん、つば、鼻水、鼻くそ、などに、納豆、酒こうじ、あま酒、マッコリ、焼酎などをまぜて、ペットボトルに入れてぐるぐるとかき回して、試していました。

発酵が、うまく行くと、ペットボトルのなかで、ガスが発生します。また、上の方に固形物がたまり、下のほうは液体となります。また、鼻をつくいやな匂いが減って、あまずっぱい匂いになります。非常にうまくいった場合には、果汁ワインのような、芳香がするようになります。

どろどろのEMは、うんち によく似た色となります。人間の腸内で起きているのと、同じことを、ペットボトルや、空き缶、空き瓶の中で起こさせているといった感じです。

ガスは、おなら と同じような匂いがしました。たぶんメタンガスです。
芳香がする場合は、要するにトンスルと同じで、酒になっていると考えます。たぶんエチルアルコールが含まれています。

生ごみと糞尿から、メタンガスとアルコールができるわけです。すばらしいことでは、ありませんか??

 ペットボトルの上のほうに、溜まった固形物と、下のほうに溜まった濃い色の液体を分離して、固形物はEMボカシにします。濃い茶色の液体は、EM抽出液として利用できます。

逆に、上のほうに液体がたまり、下に沈殿ができることがあります。理由はわかりません。この時、いい匂いがすることがあります。酒つまり エチルアルコールができているのかもしれません。


 EMボカシで生ごみを堆肥にすることができます。

でも、冬は、次のようにすれば、ストーブのかわりになります。
EMを金属の空き缶や、ガラスの空き瓶で作成して、上のほうに、ろうそく や線香をさすと、メタンガスやアルコールが萌えて、小さいストーブのようになります。


ろうそくの炎がすぐ消えても、そのろうそくを、ビンのなかに沈めて次のロウソクをさします。