2017年5月16日火曜日

仕事の脳への負担

最近になって気がついたこと

仕事がしんどいのは、体力的にしんどいうのもあるのだけれど、精神的にしんどいというのも大きいということです。

考えないといけない仕事はけっこうしんどい。特にめんどうくさいことをいろいろ考えないといけない仕事は、何より脳に負担がかかるということです。

逆に同じ作業を繰り返し繰り返し行うような仕事は、実は脳にとっては楽です。いったんその作業にとりかかって慣れてしまえば、あとはあまり悩んだり考える必要がないからです。少ない情報量の同じパターンを何回も繰り返すという点でフラクタル的とも言えます。

短い時間の間にあれもこれも考えてどうするかを決めなくてはいけないような仕事だと、脳みそをターボエンジン並にフル回転させなくてはならない。そういう状態で自分がいっぱいいっぱいの時に上司などから、「遅い、やり方が悪い」などと叱られるとパニック状態になってしまいます。 特に私の場合には、考えるのがきらい、めんどうくさいことがきらいという性格があります。


最近になって気がついたのは、ある作業をやっていて、それが終わって次の作業に取りかかる時が結構しんどいということです。今までの作業内容を離れて、次の仕事の段取りを考えたり頭の中に新しい作業内容をインプットしたりして、脳内で大量の切り替え作業が発生するからだと思います。


ひとつの作業の量が多くて、同じ仕事をずっと長い間やらなくてはならない場合には、私は「ああ楽だ。とりあえずこの仕事が続いている間はあまり考えなくてもいいわ。仕事と関係のない自分のプライベートなことでも考えていよう。」と思っています。

ひとつあたりの作業の量が少なくて、次々と別の仕事をやっていかなくてはならない場合には、脳の中で切り替え作業が次々と発生して、いっぱいいっぱいになって余計なことを考える余裕がありません。コンピュータでいうとCPUの処理量が増えてしまい熱が発生しているのと似ていると思います。


あと私の場合には、上司からふたつの作業を指示されると、混乱してできないケースがあります。脳のメモリの容量が少ないのでおぼえきれずにオーバーフローしてしまうのだと思います。

頭の中に引き出しがひとつしかないというたとえが適当だと思います。

ひとつの指示をうけて作業して、それが終わってから、次の作業の指示をしてもらえるのがありがたいと思っています。

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